庄内米の生産者「米シスト庄内」さん訪問
農家の人達は
長い間、自分で作った米を自分で売ることが出来なかった時代がありました。平成4年の特別契約栽培米の制度を経て、ようやく消費者の声を自分自身で聞くことが出来るようになりました。平成10年に設立された「米シスト庄内」さんはそんな消費者の声に感動し、同じ思いを募った8人が結束して誕生しました。今では総勢20名でおいしい米作りを絶えず追求し続けています。代表の方をはじめとする皆様からお話を伺いました。
お米の一年は、最初に種を蒔くことから始まります
米(種)と土、そして水を上手く混ぜ合わせるのに専用の機械を使用しますが、その機械は、混ぜ合わせるだけなので、混ぜ終わったものを重ねたり米や土を追加するには人の手を使わなければなりません。それに、流れ作業ですのでどこか一つでも狂えば、機械を止めなければならず、作業が滞ってしまいます。従って、この作業は長年の呼吸が必要とされます。
そこから、約半月が経つと植えた土から次々と芽を出し始め、およそ1ヶ月で10センチ近くまで伸びます。稲の苗が伸びるまでの間、収穫の秋から春までそのままにしておいた田を、特殊なトラクターを使って掘り起こしていきます。通常は、表面だけを起こすそうですが、ここの代表は、より稲の根が成長しやすいように約20センチもの深さまで掘ります。
理想は25センチだそうですが、まだこの機械を使って1年目なので深くまで掘ることが出来ないとのことでした。また、雨が降ってしまうと田が水を含んでしまうので、限られた時間で全ての田を起こさなくてはなりません。
苗が成長したら、いよいよ田に植え
今年は、例年に比べ気温が上がらず、なかなか田に稲が根付かなかったようですが、晴れた日の水を張った田は一面が銀色に輝き、米どころ庄内ならではのとても見事な光景です。田植えが済んで、あとは稲の成長を待つばかりですが、その間にも夏場の草刈や病気の被害、何よりも予期することの出来ない天候の変化などがあり、収穫が終わるまでは気を抜くことが出来ないとのことでした。
このような生産者の陰なる地道な努力が、おいしいお米を作ることの出来る秘訣なのでしょう。
「米シスト庄内」さんのお米はこちら
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